山の手学院幼稚園

5歳児の生活

🌟 5歳児(年長組)

自信をもって、次の世界へ
~就学前の大切な1年~

年長組は、幼稚園生活の最後の1年。
これまで積み重ねてきた経験をもとに、
自分で考え、行動し、
仲間と協力して取り組む姿が見られるようになります。
「自分のことは自分で」
「友だちのために」
「みんなで力を合わせて」
そんな思いが自然に芽生える時期です。

山の手学院幼稚園では、
年長児の一年を「小学校への準備期間」ではなく、
“自分を信じて生きる力を育てる時間”と位置づけています。


🩺 【健康】
~体と心を強くする、最後の1年~

年長児は、体力や運動能力が大きく伸びる時期。
毎日の体操を通じて、
挑戦する気持ちと、あきらめない心を育てます。

運動を通して得た「やればできる!」という実感は、
小学校生活でも生きる自信の源となります。


🤝 【人間関係】
~仲間を思い、年下を導く優しさ~

5歳児になると、
自然と“リーダー”としての意識が芽生えます。
年中・年少の子を思いやり、
助ける姿が見られるようになり、
人との関わりの中で心の成長が深まります。

「自分だけでなく、みんなのために」という気持ちが自然に育ち、
集団の中での自分の役割を感じられるようになります。


🌿 【環境】
~自分で考え、工夫する力を育てる~

年長児は、「見る・考える・やってみる」といった
思考の流れができ始めます。
日々の活動の中で、自分なりの考えを持ち、
色々と考えながら物事に向き合います。

自分の考えをもって行動する力、
相手の意見を受け止めて考える力――
その両方が、就学後の学びにつながります。


🗣 【言葉】
~伝え合う力と考える力を深める~

5歳児では、話す・聞く・考える・伝えるといった
言葉の力が一段と豊かになります。
言葉を使って思考を整理し、相手に伝える喜びを感じます。

「言葉で伝える力」は、学びの基礎であり、
“考える子”を育てるための大切な柱です。


🎨 【表現】
~創り出す喜び、伝える感動~

表現活動では、子どもたちの感性と想像力が大きく花開きます。
感じたこと・思いついたことを自分なりの方法で表す喜びを味わいます。

完成までの道のりの中で、失敗や工夫を繰り返しながら、
「やり遂げた」経験が子どもたちの心に深く残ります。


🍀 保護者の方へ

5歳児の1年間は、幼稚園での集大成であり、
小学校への大切な“橋渡し”の時期です。

山の手学院幼稚園では、
子どもたちが自分に自信を持ち、
仲間と協力しながら前へ進む力を育てています。
卒園式の日、
胸を張って「もうすぐ1年生!」と言えるように――
先生たちは、子ども一人ひとりの心に寄り添いながら、
最後の一年を丁寧に支えていきます。