山の手学院幼稚園

4歳児の生活

🌼 4歳児(年中組)

「考える」「挑戦する」「協力する」力がぐんと育つ1年

4歳児クラスでは、3歳児で身につけた生活の基礎をもとに、
“自分でやってみたい”という意欲
“友だちと一緒にやってみよう”という
協働の心が育ちます。

この時期の子どもたちは、
少しずつ物事を順序立てて考えたり、
相手の気持ちを想像したりすることができるようになります。
園では、ひとつひとつの経験を通して、
子どもたちの「やりたい」「できた!」という気持ちを伸ばし、
自信と意欲を育てていきます。


🩺 【健康】
~体を動かす楽しさと、挑戦する気持ちを育てる~

4歳児の子どもたちは、全身の動きがよりスムーズになり、
体を思いきり動かすことを通して、
自分の力を試す楽しさを感じます。

運動会では、
「最後まであきらめない」
「みんなで力を合わせる」経験を通して、
体だけでなく心の強さも育まれます。


🤝 【人間関係】
~友だちと力を合わせる喜びを感じる~

4歳児では、「自分の思い」と「友だちの思い」を
調整しながら行動する姿が増えます。
時には意見がぶつかることもありますが、
それも大切な学びです。

先生は子どもたちのやりとりを温かく見守りながら、
必要に応じて仲立ちをし、
「自分の気持ちを伝える」
「相手の気持ちを受け止める」力を育てます。

3学期の生活発表会では
子ども達が協力して発表する姿を
ご覧いただきます。


🌿 【環境】
~“どうして?”“やってみよう!”があふれる毎日~

4歳児になると、観察力や探求心がぐんと高まります。
身の回りの出来事をよく見つめ、
調べてみたり、考え、試すことを通して、
思考力の芽を伸ばしていきます。

園外保育では、動物園や公園など「そこでしかできない体験」を通して、
発見の喜びを味わいます。
こうした体験の積み重ねが”面白そうの心”を育てます。


🗣 【言葉】
~考えや気持ちを言葉で伝える~

自分の感じたこと・考えたことを、
相手に伝えようとする意欲が高まる時期です。
先生や友だちとの会話の中で、
表現力や語彙がどんどん広がっていきます。

話すこと、聞くこと、考えること。
それぞれの力が結びつき、コミュニケーションの土台が育ちます。


🎨 【表現】
~感じたことを自分の形で表す~

この時期の子どもたちは、
自分の感じたことをさまざまな方法で表現できるようになります。
製作・音楽・リズム・劇などを通して
「伝える楽しさ」「表す喜び」を経験します。

「表現すること」は、自己肯定感を育てる大切な学び。
うまくできる・できないよりも、
「やってみたい!」という気持ちを何より大切にしています。


🍀 保護者の方へ

4歳児の1年は、心も体もぐんと伸びる時期。
子どもたちは挑戦の中で自信をつけ、失敗の中で優しさや思いやりを学びます。

山の手学院幼稚園では、子ども一人ひとりの成長を丁寧に見守りながら、
「やってみたい!」という気持ちを応援しています。
その経験の積み重ねが、5歳児への確かなステップとなります。