山の手学院幼稚園

3歳児の生活

🌱 3歳児(年少組)

はじめての幼稚園、笑顔で通える毎日を

3歳児クラスは、
「初めての幼稚園生活」を迎えるお子さまが多い時期です。
家庭で過ごしていた時間から一歩踏み出し、
“集団での生活リズムを身につけること” が
この1年の大きな目標。
山の手学院幼稚園では、
子どもたちが安心して毎日を過ごせるよう
一人ひとりの成長段階に合わせて
丁寧に保育をしています。

4年保育(2歳児クラス)から進級した子は、
少しお兄さん・お姉さんとしての自覚が芽生え、
初めて入園する子たちに優しく寄り添う姿も見られます。
泣いて登園していた日々が、
いつの間にか笑顔の登園に変わっていく
そんな“自信の芽生え”がこの1年の大きな成長です。


🩺 【健康】
~生活リズムを整え、心も体も元気に~

3歳児はまだ体力や集中力が発達の途中です。
そのため、1学期の間は
「しっかり遊んで、しっかり休む(午睡)」リズムを
大切にしています。

戸外でのあそびは、
体づくりだけでなく心の開放にもつながります。
子ども達が楽しめるあそびや運動を行い、
体を動かす心地よさを全身で感じていきます。


🤝 【人間関係】
~“いっしょに”が楽しい!を育てる~

この時期の子どもたちは、
少しずつ友だちへの関心が高まります。
最初は並んで遊んでいた子も、
やがて「一緒にやろう」「貸して」「ありがとう」と
やり取りができるようになります。

安心できる関係の中で
「自分もやってみたい」「友だちと一緒がうれしい」
という気持ちが育ち、
集団生活の基礎が少しずつ身についていきます。


🌿 【環境】
~身の回りの世界に“ふしぎ”を見つける~

3歳児は「どうして?」「これなあに?」と好奇心いっぱい。
身近な自然や園生活の中で、発見や驚きを通して学んでいきます。

“見る・触れる・感じる”を大切にした体験を通して、
子どもたちの中に「考える芽」「想像する力」が生まれます。


🗣 【言葉】
~ことばで気持ちを伝える喜び~

この時期は言葉の表現がぐんと豊かになる時期です。
先生や友だちとの会話を通して、
“伝わるうれしさ”を感じていきます。

先生は、子どもたちのつぶやきや思いを丁寧に受け止めながら、
言葉で気持ちを表す力を育てていきます。


🎨 【表現】
~“できた!”が自信につながる~

クレヨンや絵の具を使ったお絵描き、
リズムあそび、楽器あそび――
子どもたちは、
感じたことを自分なりに表現する楽しさを味わいます。

「できた!」という体験が、次への挑戦意欲を育てます。
3歳児の1年間は、小さな“できた”の積み重ねであふれています。


🍀 保護者の方へ

初めての幼稚園生活には、不安もたくさんあると思います。
泣いて登園していたお子さまが、先生や友だちとの関わりの中で、
笑顔で「行ってきます!」と言えるようになる――
その変化こそが、子どもたちの心の成長の証です。

山の手学院幼稚園では、
保護者の方と一緒にお子さまの成長を見守りながら、
安心して通える環境づくりを大切にしています。